ウィーン演奏旅行③~中央墓地~

楽聖をたずねて
 2年サックス 木村野々花
 楽友協会でのコンサートを終え、いよいよウィーン市内の観光です!まずはじめに向かったのは、「中央墓地」。美しいアールヌーヴォー建築と芸術的な石碑が印象的でした。
なにより、ベートーヴェン、ヨハン・シュトラウス親子、シューベルト、スッペ、ブラームス…。ウィーンゆかりの大作曲家たちがここに眠っているんだなぁと思うと、言葉では言い表せないような気持ちになりました。敷地内を歩いていると、あることに気がつきました。それは日本のシンプルなお墓との違いです。石碑の彫刻には、うなだれて悲しむような表情をした家族や天使、動物たちがそばにいたのです。偉人たちの曲が現在でも愛され続けているように、彼ら自身も愛されていたのだと実感した1日でした。そんな中央墓地には、モーツァルトの記念碑が建てられています。では大天才モーツァルトの眠るお墓はどこにあるのでしょうか?それはサンクトマルクス墓地というところです。こちらには別の日に向かいました
次の日の朝は心地よい風が吹いていて、モーツァルトが私たちの背中を押してくれているような、そんな気がしました。

※一部HP用に変更

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