ウィーン演奏旅行④~ケルントナー通り、シュテファン大聖堂など~
「ふたつの顔をもつ街」
1年サックス 村上真亜瑠
21日の夜はケルントナー通りへ行きました。その日は1日中小雨と風が吹き、研修日和とは言えませんでした。夜になると寒さはいっそう増し、みんなのテンションは少しダウン。しかし、オペラ座からシュテファン寺院まで続くキラキラと輝く通りに入ったとき、寒さなんてすっかり吹き飛ぶくらいの感動を得ました。通り一帯にクリスマスの装飾がなされており、この時期に来ることができたのはラッキーだと思いました。シュテファン寺院に入るとその感動はさらに大きくなります。迫力に圧倒され、あの美しい寺院で大きな歴史が刻まれてきたと考えると言葉が出ませんでした。素敵な1日となりました。次の日の日中もケルントナー通りにてグループ研修を行いました。その日は晴れており、昨夜のキラキラと光る夜とはひと味違い、通りの写真を撮るとなんだかミニチュアの世界に入ったような、少しかわいい印象を得ました。その日は、班の仲間と共に時間を許す限り買い物を楽しみました。知らない地での自由研修は、驚きと感動でいっぱいでした。日本と外国の文化の違いを楽しみながら研修をすることができました。この思い出は一生私たちの心にとどまっていてくれることでしょう。とても素敵な旅になりました。
歴史感じるリンク通り
1年 クラリネット 佐藤優衣
旧市街を環状に取り巻くリンク通りには歴史的な建物が数々並んでいます。私達も研修をしたり見たりした、夜にはライトアップもされるリンク通りの中心部にそびえ立つシュテファン大聖堂、ヨーロッパ三大オペラ劇場のひとつである国立オペラ座、目の前にはとても大きなマリア・テレジア像のある美術史美術館などのウィーンの重要な名所が多くあります。リンク通りはバスの中でも何度か見る機会があったのですが、昼と夜でまた違った雰囲気を味わうことの出来る魅力溢れる通りでした。歴史的な美しい多くの建物を見ることができて私たちの心に深く焼き付いたと思います。高校生の私たちがこのような素晴らしい経験をできたことは本当に幸せな事だと改めて実感しました。
歴史あるシュテファン大聖堂
2年 バスクラリネット 秋葉朝香
ウィーン滞在4日目、私たちは旧市街のシュテファン大聖堂に足を運びました。その姿はとても大きく、またとても美しいものでした。私たちは辺りが暗くなった頃に訪れましたが、聖堂は綺麗にライトアップされていて、本当に見とれていました。外装はとても繊細で建物自体がまさに芸術作品でした。ウィーンがどれだけ栄華を誇っていたか、建物が物語っていました。シュテファン大聖堂は世界遺産にも登録されており、あのハプスブルク家の歴代君主の墓所でもあります。また、カタコンベと呼ばれる地下室には、ペストと呼ばれる病気が流行ったとき、ウィーンでは約15万人の死者が出たそうですが、その中でも約2000体の遺骨がシュテファン大聖堂に納められています。ガイドさんはこの遺骨を見ることが出来る、少し怖いツアーもやっているという事をおっしゃっていました。私たちは内部は見ませんでしたが、やはり建物の外装だけでも圧巻でした。シュテファン大聖堂の近くではクリスマスマーケットをしていて、とても可愛らしいお店がたくさんあり、この雰囲気もヨーロッパの文化だということを実感させられるものでした。ウィーンの歴史が強く感じられる、素敵な観光の日となりました。
※一部HP用に変更
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